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(3)海図や水路図誌の刊行状況
A. 航海用海図309種
B. その他の水路図誌
Notice to Mariners
Radio Navigational Warnings
Light Lists
Sailing Directions
Nautical Almanac Tides
Tides Streams and Curents
Oceanographic Data Analysis and Other Related Publications
海図及び水路図誌は、Dehradunにある水路局の本局で作成している。
海図作成のもととなる測量について、測量計画は運輸省の傘下の水路委員会で決定する。
測量船は、雨期を避け10月〜5月に測量作業を行っている。
(4)大陸棚調査の進捗状況
1994年、海洋法条約が発効したことにより、海洋開発庁(21の機関で委員会を作っている)でガイドラインを作成中であり、2004年までに調査を行うこととしている。
(5)電子海図及びECDISの開発状況
電子海図(ENC)を整備するためのシステムはすでに設置されており、電子海図の開発を速めるため、紙海図のデジタル化の作業を水路局の本局で行っている。
最初の電子海図の完成予定は1997年3月である。
すべての沿岸について、1998年末までに電子海図を発行する予定である。
(6)水路書誌の編集体制
?水路書誌の編集に従事している者の人数
編集に従事しているものは125人で、すべてシビリアンであり軍人は携わっていない。
(海軍将校は10人で予算、検査及び測量船の運用に従事している。)
?水路書誌改版の周期
5年から15年である。海図の重要度と費用効果によるが沿岸で15年、小さい港では10年位である。
?水路書誌改版のための情報収集方法
それぞれの港からの情報及び測量船の測量による。水路測量により正しい補正を行っている。測量船に搭載のヘリコプターにより海岸線の調査等を行っているが今後飛行機を導入してレーザー測量を行いたい。
?水路書誌編集に際してのコンピュータの導入状況
潮汐等水路情報のData Baseに利用している。またData Collectionを測量船のコンピュータ

 

 

 

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